東日本大震災
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【国際】菅氏退陣なら訪米見直し 前ホワイトハウス高官2011年6月24日 17時22分
【ワシントン共同】米ホワイトハウスで4月までオバマ政権のアジア政策を取り仕切ったジェフリー・ベーダー前国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長は23日、共同通信と単独会見し、菅直人首相が8月までに退陣した場合、9月前半に予定されている日本の首相のワシントン訪問は仕切り直しになるとの見通しを示した。 オバマ大統領は5月の日米首脳会談で9月前半の首相訪米を招請。ベーダー氏は、菅首相を招いたものとの認識を示し「招待状は譲り渡し不可だ。米大統領の時間は、米政府にとって最も重要な商品の一つだ」と強調、首相が交代すれば日程は見直されると説明した。 ベーダー氏は、菅首相が続投へ強い意欲を見せ日本の政局が迷走していることに「政策を着実に遂行できる強い日本政府を米国は望んでいる」と懸念。「東日本大震災の影響はあったにしても、日本政府がここまで弱体化したのは政治によるものだ」と指摘した。 最近まで米国の対日政策に直接関わっていた高官がこうした苦言を呈するのは珍しい。政局での消耗は日本の国際的影響力を弱めると警告。ほぼ1年で首相が交代している現状にも言及し「継続性が重要」と訴えた。 PR情報
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