「んねーねー」
「何だ?」
「すきゃんてぃ、づーっと前に『KAGの魅惑的な機能』のとこででてきた絵文字をやってみたいんだなーこれが」
「よし、それじゃインライン画像の作り方と使い方を説明しようか」
「たのむもん」
「インライン画像とは、文字レイヤー上に表示させて文字と同様に扱える画像のことだ。忘れている人もいると思うので例を見せておこう」

「この他にも、ハートや怒りの青筋、汗のマークなんかが代表的だけど、KAGではこれらを自作してゲームに取り入れることができる」
「ぢゃー、まづわ、はいるを作んなくちゃだめだねー」
「そういうことだ。ちなみに、吉里吉里/KAGのサンプルについてきた『!?』のファイル構成は以下のようになっている」

「あんでピンク色なのかなー?」
「この色は何色でもいい。とにかくまずは、上の例を参考にして適当なインライン画像ファイルを準備しよう」
「んぢゃー、これと、これ」

「ちゃーんと、heart.png のほーわピンク色にして、heart_m.png のほーわグレースケールで保存したもんねー!」
「よし、次に適当なスクリプトを書いて、その中にインライン画像を挿入してみよう」
「てきとーなすくりぷとだもん!」
[er]\
♪夜更けに窓から入ってくる[l]
あなたは優しい口調で[l]
ベッドの中のあたしに[l]
夢を語ってくれるの[l]
たくさんのおとぎ話[l]
夜更けに目覚めても[l]
逃げ出さないでね[l]
あたしはあなたの[l]
愛のとりこなのよ[l]
魔法にかかった女の子[l]
|
「うげげー!」
「なによーなんかもんくあんのー!?」
「……コホン。ま、いいとしよう。それじゃ、実行してごらん」

「んぢゃー、次わインライン画像を入れんだもん!」
「インライン画像を挿入するタグは [graph] だが、ここで覚えておくのは下の二つの属性でいいだろう」
storage | 表示させるインライン画像ファイル名を指定する。 |
char | trueで文字の扱い。falseで画像の扱い。 |
「さっぱりわかんないもん!」
「それじゃ、説明は後にして、インライン画像を表示したい場所に [graph storage="heart" char=true] と書いてごらん」
「よーし!」
[er]\
♪夜更けに窓から入ってくる[graph storage="heart" char=true][l]
あなたは優しい口調で[graph storage="heart" char=true][l]
ベッドの中のあたしに[graph storage="heart" char=true][l]
夢を語ってくれるの[graph storage="heart" char=true][l]
たくさんのおとぎ話[graph storage="heart" char=true][l]
夜更けに目覚めても[graph storage="heart" char=true][l]
逃げ出さないでね[graph storage="heart" char=true][l]
あたしはあなたの[graph storage="heart" char=true][l]
愛のとりこなのよ[graph storage="heart" char=true][l]
魔法にかかった女の子[graph storage="heart" char=true][l]
|
「ぜ、全部の行末に入れたのか……」
「れんしゅーだから、いーんだもん!」
「それじゃ、実行してごらん」
「いけー!」

「んっきゃー! 簡単ぢゃんよもー! すごーくかわゆくなっちゃったもんねー!」
「……」
「うれしーなー! かわゆいなー! んきゃーんきゃーんきゃー!」
「……」
「あー!?」
「ど、どうした?」
「せっかく元のはいるをピンク色で作ったのに白くなっちゃってんぢゃんよもー! あんで白くなっちゃうのよもー!」
「お、いい質問だ」
「早く教えなさいよねもー!」
「実は、char=true にしたから白くなった」
「んぢゃー、char=false にしたらピンク色になんのかなー?」
「なるよ。ただし、デメリットも生じるけどね」
「どんなデメリットなのよもー!」
「もし char=false にした場合は、[font] タグで制御ができなくなる」
「あれれー? ちょっと待ってよねもー! インライン画像は画像ぢゃないのかなー? んでもって、[font] タグでせーぎょできるのわ、文字だけぢゃないのかなー?」
「それが吉里吉里/KAGのすごい点の一つだ。char=true にすることによって、インライン画像は文字の扱いを受け、[font] タグでさまざまな指定ができるようになるんだ」
「うそー」
「ふぉんとだってば」
「……」
「……」
「今ねー、ぴゅるるるーって木枯らしが吹いたもん! ちょー寒かったもん!」
「す、すまん。とにかく、色を変えたければ char=true にしておいて、それを [font color=0xRRGGBB] で変えたほうがいい」
[er]\
♪夜更けに窓から入ってくる[font color=0xFF0000][graph storage="heart" char=true][font color=0xFFFFFF][l]
(以下略)
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「上のスクリプトでは、インライン画像を赤色に指定して、行末ではきちんと白に戻してみた。これを実行すると下のようになる」

「ほんとだー!? なんで元の画像わ白なのに色が変えられんのー!? すきゃんてぃちょーふしぎなんだなーこれが!」
「吉里吉里/KAGマジックだよ」
「そーすんと、開発者の『だぶるでー』さんわ、まほーつかいなんだねー。んだから、まくろのとこで出てきた『まほーのぢゅもん&mp』とかも知ってんだねー」
「そうかもしれん」
「んぢゃー、すきゃんてぃ、いろんな色をつけてみんもん!」
「勝手にやってみなさい」
[er]\
♪夜更けに窓から入ってくる[font color=0x00FFFF][graph storage="heart" char=true][font color=0xFFFFFF][l]
あなたは優しい口調で[font color=0xFF0000][graph storage="heart" char=true][font color=0xFFFFFF][l]
ベッドの中のあたしに[font color=0xFF00FF][graph storage="heart" char=true][font color=0xFFFFFF][l]
夢を語ってくれるの[font color=0x00FF00][graph storage="heart" char=true][font color=0xFFFFFF][l]
たくさんのおとぎ話[font color=0x0000FF][graph storage="heart" char=true][font color=0xFFFFFF][l]
夜更けに目覚めても[font color=0xFFFF00][graph storage="heart" char=true][font color=0xFFFFFF][l]
逃げ出さないでね[font color=0xFF8000][graph storage="heart" char=true][font color=0xFFFFFF][l]
あたしはあなたの[font color=0x8000FF][graph storage="heart" char=true][font color=0xFFFFFF][l]
愛のとりこなのよ[font color=0x04D788][graph storage="heart" char=true][font color=0xFFFFFF][l]
魔法にかかった女の子[font color=0xF0000F][graph storage="heart" char=true][font color=0xFFFFFF][l]
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「いけー!」

「どわ〜」
「んきゃー! ちょーかわゆーいぢゃんよもー! すきゃんてぃインライン画像表示機能ちょー気に入ったもんねー!」
「そ、それはよかった……」
「んぢゃー、あとで、たいよーさんとか、おつきさまとか、おほしさまとか、おはなちゃんとか、むしさんとか、いろいーろインライン画像にしちゃうもんねー!」
「頼むよ〜、幼児絵本じゃなくてノベルゲームを作ってくれよ〜」
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