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[政治]ニュース
再生エネ法案 審議入りメド立たず公明も慎重審議主張 出鼻くじかれた首相
2011.6.24 21:14
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逢沢氏は会談後、「何事もなかったような顔をして法案の審議に入る状況にはない」と述べ、簡単には特措法案の審議に応じない構えを見せた。
自民、公明両党と50日間で合意していた延長幅を特措法案審議を理由に強引に70日間にさせたのは首相自身。衆院を通過後60日間経過すれば、野党が多数を占める参院で採決されなくても、衆院の3分の2以上の賛成で再可決が可能になるからだ。
会期内の再可決には7月2日までの衆院通過が必要だが、このままではそれも不可能だ。たとえ野党側が審議に応じたとしても、その先にもいばらの道が続く。自民党は対案の提出を検討しており、対決姿勢を崩していない。
民主党の岡田克也幹事長らは公明党などに期待感を示す。公明党はこのほどまとめた総合経済対策でエネルギー政策の見直しを明記。「再生可能エネルギーの割合を高めるため再生可能エネルギー買い取り制度の活用」を強調した。
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