機動戦士ガンダムが助っ人 遠軽
(06/23 15:00)
アニメや漫画を活用した地域活性化について意見を交わす「G−club」のメンバー
【遠軽】アニメや漫画を活用した地域活性化を目指し、町職員有志が研究チーム「G(ジー)−club(クラブ)」(菅井真人代表)を立ち上げた。人気アニメ「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザインを担当した町出身の漫画家安彦良和(やすひこよしかず)さん(63)=埼玉県在住=らに協力してもらい、ガンダムに関するイベントなどを開く計画。メンバーは「地域に人を呼び込むきっかけにしたい」と張り切っている。
「G」はガンダムと瞰望岩の頭文字から取り、20〜50代の男性職員17人で4月に結成。安彦さんと、1980年代に放映されたアニメ「伝説巨神イデオン」などのキャラクターをデザインした町出身のアニメーター湖川友謙(こがわとものり)さん(61)=東京都在住=が携わった作品を中心に活動に役立てる。
2人からは既に協力の承諾を得て、本年度は道市町村振興協会の助成を得て活動する。
20日の会合では、本年度の事業について意見交換。遠軽町図書館で夏休み期間中、安彦さんの関連書籍を集めた企画展を開くことや、妖怪のブロンズ像が並ぶ鳥取県境港市の水木しげるロードなどの先進地を10月に視察することなどを確認した。
また、町内で90〜95年に開かれていた「まんがフェスティバル」の関連資料も調査し、今後の活動に生かす。
著作権などの問題がクリアできれば、ガンダムなどのキャラクターのモニュメントを町内に設置する考えもある。メンバーは「今後は民間の力も借りながら、マチおこしにつなげていきたい」としている。(野口洸)
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