'11/6/24
市長「発言、十分心したい」
広島市議会は23日、定例会の一般質問を始めた。松井一実市長が被爆者援護に関し「権利要求みたいに『くれ、くれ、くれ』じゃなくて」などと発言した問題で、議員から批判や真意をただす意見が相次ぎ、松井市長は陳謝した。
質問に立った5人のうち4人が、松井市長の発言をただした。山内正晃氏(市民連合・安佐北区)は「多くの市民が失望感と怒りを感じた」と批判。市長と協調路線を取る最大会派の保守クラブの山田春男氏(西区)は「公人として発言に気を付けてほしい」と苦言を呈した。
松井市長は、被爆者援護に関し「国民が分かち合う精神があってこそ成り立つ。感謝の気持ちを持つことは大切だと強調したかった」と説明した。その上で「お騒がせしたことにおわび申し上げる。今後は十分、心していきたい。援護施策の充実に取り組み、被爆者の方々の思いはしっかり受け止めたい」と答えた。
【写真説明】市議会定例会の一般質問で答弁する松井市長(下)
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