当日は、塵肺訴訟に関連し、労働組合などが終日座り込みを実施、加えてらい病関係のナンチャラカンチャラがあったりして、日比谷公園に面した環境省の前はお祭り状態。
昼休みに庁舎から出てくる職員の服装をチェックする。本日の検査に備えたわけではないだろうが、スーパークールビズ初日の6月1日に報道されたような、ふざけた格好の職員は見当たらない。
もっとも、あのド派手な三角オニギリ係長は、スーパークールビズ売り込みのための宣伝。日テレと手を組んだやらせ映像だった可能性もある。
我々の啓蒙活動の成果もあり、処罰対象者を出す事はなかった。
ただ、一部においてはサンダル履き職員もおり、厳重注意を行った上で、解放した。
何故、サンダル履きがいけないのか。だらしなく見える。これは勿論である。
環境省作成のスーパークールビズの指針においても、「執務室のみ可能」「ビーチサンダルは不可」となっている。
そして重要なのは震災時の対応である。建物に被害が生じ、床一面にガラスが散乱した状態になったならば、サンダル履きでは迅速且つ適切な対応がとれない事になる。
映画「ダイハード」でも超高層ビルに侵入したテロリストに対し、主演・ブルーウィリスが立ち向かうのだが、リラックス状態にあり靴を履いていなかった。床一面に広がるガラスの破片を前にしてテロリストに対抗できず、ビルへの制圧を許してしまう。
こういった教訓を以ってしても国民への奉仕者である職員がサンダル履きで、庁舎内をうろつく事を許さないのだ。
庁舎前での街宣の後に、庁舎内で要請文を読み上げて担当職員に手渡しするのだが、ここですんなり行かない事態が発生。
集中力の持続できない地球環境部の佐藤匡廣氏は私の朗読の最中に胸の前で腕組みを始めたのだ。
横に立っていた西村修平主権回復を目指す会代表が発見。姿勢を正すように指導するも、いい訳に奔走する佐藤職員。
「要請文朗読の場に居合わせることになるとは聞いていなかった」、との事。
そんなのは、環境省の内部事情である。
このような場に、立ち会うことを命じた上司に対して、後で文句を言えばよかろう。
民間企業であれば、一旦、お客の前にでておいてから、文句がいえると思うのか。
まあ、今の環境大臣が松本龍じゃあ、職員の士気も低下するわなあ。
防災担当大臣も兼務しているが、未曾有の大震災においてさえも、全く表に出てこない。
記者会見すら開いていないだろう。この事態を目の当たりにしながら、野党もマスコミをコイツを批難・追求するものはいない。
2年前であったか、全ての国会議員の中で最高所得者賞を獲得したほどの大金持ち。
地元は福岡でゼネコンのボンボン。祖父の代からの3代にわたる同和のドン。
これで、誰もが沈黙とは日本の利権政治の象徴的存在だ。
動画配信
環境省』過度のスーパークールビズを糺す
youtube
http://www.youtube.com/watch?v=E0hlf8RTS3c
ニコニコ動画
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14830778
要請文
未曾有の大震災により福島第一原子力発電所はその機能を失った。
そればかりか大量の放射線を放出し、国民の健康に対し甚大なる被害を及ぼしている現実がある。
今までのエネルギー政策が盲目的に原子力エネルギーに依拠してきた事で、今年の夏は電力供給量が低下する事は明らかとなっている。
この非常事態を受けて、環境省が行うべきは、電力供給量の不足に対し、国民に徹底した節電への取り組みを訴えることである。
それは、話題づくりとしてのスーパークールビズなどではない。
国民の意識改革に向け、率先しての啓蒙活動が重要となるのである。
国民の模範となるべき国家公務員が社会的に許容しがたいような服装で、登庁することに対しては、多くの国民が違和感を持っている現実を真摯に受け止めるべきである。
冷房設定温度の上昇に伴い、軽装で執務に当たるという主旨は理解できるが、
アロハシャツやジーンズを着用することで、如何ほどの効果が得られるというのか。
背広・ワイシャツ・ネクタイの着用を取りやめても、襟の付いた開襟シャツ・ポロシャツで充分に対応できる。
体感温度において、アロハシャツ・Tシャツとの差異は感じられないはずである。
ジーンズなどは、本来アメリカ大陸での荒野開拓の際の重労働などに対応するために開発されたものであり、屋外労働着の趣を残し、その素材は極めて重厚であり、スーパークールビズの推進とは正反対の素材である。
折り目の付いたチノパンや麻のズボンを着用した方が、よほどクールビズとしての効果は得られるはずである。
今般、環境省が打ち出した「スーパークールビズの服装の可否」の中においては「アロハシャツ」「Tシャツ」「ジーンズ」を許容する記述が、これを改めることを要望する。
国民の模範となるべき国家公務員にして、相応の身なりを以って国民への奉仕者としての職務を全うして頂きたい。
安易なスーパークールビズとは単なる服装の乱れに他ならない。
服装の乱れは心の乱れに通じる。公共の奉仕者としての職務の遂行に支障をきたす恐れのある過度のスーパークールビズを容認する事になれば、国家の存亡をも脅かす事態を招来する危険性を認識すべきである。
いま、環境省が全力で推進すべきは震災復興対策である。未だ、瓦礫に覆われた被災地においては、水没地域に溜まった汚水・汚泥からは大量の害虫が発生している状況にある。
住民が集団で避難した福島第一原発周辺20キロ件圏内では、放置された乳牛等の家畜が大量に死に至り腐乱している現実がある。
これとて放置しておけば大量の害虫が発生することになる。
震災後にコレラ・赤痢等の疫病が蔓延するのは、なにも発展途上国だけの話しではない。
最も尊重されるべき人命においては未だに7千名余の人々が行方不明となっている。
その多くは海底で瓦礫と共に埋もれ水漬く屍となり、一刻も早い収容を待っているものと思われる。
将来の漁場整備も見据えて、海底の瓦礫・ヘドロの除去を兼ねて、迅速なるご遺体の発見・収容を推進することを要望する。
いまこそ、国民が一丸となって人類の叡智と底力を結集して、この国難を乗り切るべきである。くだらない政争に明け暮れている時ではない。
大八洲と称されし、この麗しき島々を国土とする、歴史と伝統と文化の国、日本。
今こそ、官民が一体となって復興の為に尽力すべきである。
平成23年6月22日
環境大臣・防災担当大臣 松本龍殿
炎天下の環境省前、道路の反対側は日比谷公園
そりゃあ、人に対して「だらしない格好するな」、と言う以上は。
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