おしらせ
「ゴダール・ソシアリスム」のパンフにコメントを寄稿しましたので、ご鑑賞のついでにぜひお買い求め下さい。堀潤之さんによる採録がついて非常に資料的価値が高いものになっています。
「エクス・ポ テン/イチ」で赤坂太輔さんと映像/映画の現在について対談しています。自分で言うのもなんですが、かなり面白いです。
『中央評論』270号「特集 日本映画」(中央大学出版部)が刊行されました。私も「ミゾグチの亡霊たち」を寄稿していますので、よかったら読んで下さい。他にも読みどころは満載ですが、特に堀禎一の小津安二郎論は必読。
「テルテルポーズ」vol.3が絶賛発売中です。私は瀬田なつき論を書き下ろした他、赤坂大輔さんとイェジー・スコリモフスキについて対談しています。この他にも万田邦敏と桃娘による座談会や青山あゆみの短編小説など読みどころ満載ですので、ぜひお買い求め下さい。取り扱いショップはこちら。
2006-07-17 
a)『ワイルド・ブルー・ヨンダー』(ヴェルナー・ヘルツォーク)★[ラスト15分のみ]
b)『男だったら』(エルンスト・ルビッチ)★★★★
c)『山猫リシュカ』(エルンスト・ルビッチ)★★★★
時間を勘違いしていてヘルツォークの大半を見逃してしまうが、見た部分から判断するとエコ系イメージビデオとどこが違うんじゃいという感じで(まあ彼らしいいじわるな文明批判があるところが違うんでしょうが、そんなものはどーでもよい)、別に痛手は感じなかった。ということでゲストの座談会はパス。昨日にひきつづきルビッチは究極にくだらない(褒め言葉)。もういかにくだらないギャグを思いつくかに命をかけている感じで本当に感動する。北京にいるはずの友人にばったり会場で出会い、ルビッチを見るためにわざわざ飛行機で駆けつけたのか、なんて熱心なシネフィル野郎なんだ君は!と本人に言うと、単に別の用件で一時帰国していただけなのだった。
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