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2011年6月23日(木) 19:30 |
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節電の意識が高まる中、浴衣が注目
今、東日本だけでなく西日本でも節電への意識が高まっています。 そんななか、改めて見直されているのが、節電にもつながるという日本の伝統的な夏の過ごし方。 中でも浴衣が注目なんです。
節電への意識が例年以上に高まる今年の夏、デパートではある異変が起きています。 例年なら、7月頃から売れ始めるという扇子の売り上げが好調で、紳士用のものは、すでに品薄状態です。 機能性に優れているステテコは、柄のバリエーションが昨年から増えていて、種類は昨年と比べて2倍以上となっています。 視覚や聴覚など、五感で涼しさをと風鈴も人気です。 売り上げは、前年に比べて3割アップしています。 岡山市内にある呉服専門店では、浴衣の売り上げが、昨年に比べて2割以上伸びているといいます。 特に、若い女性に人気が高まっているそうです。 その名も「ユカタ街あるき」。 浴衣の魅力を改めて見直してもらおうと、岡山呉服専門店会では今年から新たな取り組みを始めました。 浴衣を着て出かけると、市内の41の飲食店や美術館などで、さまざまな特典が受けられます。 毎月23日に行われている日限地蔵の縁日、浴衣を着て縁日を楽しむ人の姿は、見た目にも涼しげです。 節電にも効果的な日本の伝統的な夏の過ごし方。 あらためて、その良さを見直す機会にもなっているようです。
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