2011年 6月 23日 各地でこの夏一番の暑さ △▼ ２３日の瀬戸内は太平洋高気圧に覆われ各地でぐんぐん気温が上がりました。岡山・香川の全ての観測地点で今年の最高気温を記録しました。岡山県内の日中の最高気温は岡山市で３４．９度、玉野市では６月の観測史上最高となる３３．９度など、各地で平年を４度から７度上回り、全ての観測地点で今年の最高気温を記録しました。一方、香川県でも高松市で３３．２度、綾川町滝宮で３３．６度など、各地で真夏日を記録しました。気象台によりますと、２４日も各地で同じくらいまで気温が上がる見込みで、熱中症への注意を呼びかけています。 宇宙小麦の収穫 ▲▼ 宇宙で採れた種から発芽した「宇宙小麦」が成長し、倉敷市で収穫が行われました。倉敷市の岡山大学資源植物科学研究所が国際宇宙ステーションで収穫された小麦の種１５粒のうち５粒を譲り受け、去年１１月から栽培していたものです。このうち４粒が発芽して順調に育ち、成長した宇宙小麦から一つ一つ丁寧に種を採っていきました。岡山大学では今後さらに宇宙環境での栽培と収穫を重ねていき、宇宙での食料生産の可能性を探っていきたいとしています。 普門寺でアジサイ見ごろ ▲▽ 花の山寺として親しまれている真庭市の普門寺でアジサイが見頃を迎え訪れた人たちを楽しませています。真庭市田原山上にある普門寺です。寺の周囲には青や赤紫色の西洋アジサイやガクアジサイなど３０種類、約３千株が植えられています。寺の南側にある遊歩道「七色のこみち」は鮮やかな色の花に包まれ、遊歩道の一角には幻の花と呼ばれた山アジサイ七段花も可憐な花を咲かせています。住職の話によりますと今年は開花が１週間ほど遅れていて、今は青いアジサイが一番の見頃ということです。山寺を包む普門寺のアジサイは今月一杯楽しめるということです。