2011年06月05日

源氏名が泣く

このブログを読んでいただいている方々のほとんどは、よくもまああれだけ馬券を外すものだと、あきれておられることでしょう。確かによく外します。というか、ほとんど当たりません。「ギャンブラー」などというご大層な源氏名が最近とみに重く肩に食い込んできますが、ま、他人の失笑・冷笑など屁のカッパという、民主党首脳陣のようなふてぶてしさがなければ生きていけないこの世の中、性懲りもなく安田記念の予想を。


このレース、普通に考えればアパパネかダノンヨーヨーでも買っておけばいいのだろう。しかし、1番人気のアパパネは、前走にピークを持っていって、ブエナとの激戦を経た反動が恐い。しかも同じマイルでも今回は牡馬の強敵相手。消し、とまでは言わないが、危険な人気馬ではなかろうか。
ダノンヨーヨーは、末脚頼みの脚質に加えて、どうも調子が今ひとつのような印象。
穴人気しているスマイルジャックは、G1を勝ち負けする底力という点で信用度は今ひとつ。勝っても驚かないが、そのためには理想的なレース運びが必要だろう。
シルポートの逃げは確かに恐いが、それは他のジョッキーも同じはず。目の前に1億円がぶら下がっているレースで、楽な逃げは許さないだろう。

というわけで、ストロングリターンの単複で勝負。マイル実績、府中実績とも文句なし。あとは相手関係だが、内枠の利を生かせば波乱の立役者も……。香港勢では、差しのサムザップのほうをとる。



Posted by sasuraigambler at 10:51  |Comments(11)TrackBack(0) | 競馬敗戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
タイトルは変われどハンドルネームは変わらず、これもブログの歴史でしょう(笑)
予想お見事です!単勝もかなり惜しい感じでしたよね。
Posted by rensui at 2011年06月05日 20:24
園山俊二の名作『さすらいのギャンブラー』がこの源氏名の出所ですが、名前負けの典型ですね。昔の漫画ですが、もし手に入ったら読んでみて下さい。蓮翠さんもきっと気に入るはずです。

安田記念は久しぶりに最後の100mで声が出ましたが、新馬戦を勝っただけの3歳1勝馬が古馬のマイルG1で優勝したという、みっともない現実以外は、勝ち馬にも私の軸馬にも満足です。
それにしても、同厩舎2頭出しの人気薄、とはよく言ったもので、さすがにこの結果だけは読み切れませんでした。
Posted by ギャンブラー at 2011年06月05日 22:12
一時期、源氏名を変えるって書いてた事もありましたよね。
私達(私と京都のアイツですが)の中では
永遠のギャンブラーさんで居て欲しいですね(爆


素直に買う事無く、一捻りして、もう一捻り。
「ホップステップ大外し」とまではいかなくても
3段階の思考の中のどこかに答えが垣間見えてるのがニクイ!


これからも週末のドラマ、期待してます(#^.^#)

Posted by こてつ at 2011年06月06日 08:34
今は亡き友人ですが、死の床に臥した状態でも、妻に命じて馬券を買わせていました。彼にとって馬券は、生きている証しだったようです。競艇場へ入ると武者震いするという男もおりました。みな早々に死んでしまいましたが。戦いを前にした戦国の武将は、恐怖よりも、突き上げてくる高揚感に、恍惚の酩酊状態だったようです。だから平気で人が殺せたのでしょう。人は勝ち負けに熱中すると、酩酊状態に陥ってしまうものらしいです。炎天下の車内に赤ちゃんを置いたまま、パチンコに熱中する女もいるのですから、その酩酊度は、酒や麻薬に引けをとらないように思います。

酒や麻薬と違い、ギャンブル酔いは、それと自覚しないところに特徴があるようです。ここらは、冷静な分析をもって臨んでおられるらしい、ギャンブラーさんとは意見の分かれるところかも知れません。いずれにしても、危険という緊張感なしにいられないのが、人間というものらしいですね。

Posted by sabue at 2011年06月06日 10:10
こてつさん。いや〜びっくりしました、圧倒されました、感動しました! なんのこと、ですって? さきちゃんのことですよ、おとうさん。
あの絵をもう一度虚心坦懐に眺めて下さい。目、鼻、口、歯、耳、そして顔全体の造形……。久しぶりに絵を見て、ピカソの再来かと唸りました。さきちゃん自身、大人になってこの絵を見たら、自分が失ったものの大きさに愕然とすることでありましょう。
「東京の知らないおじちゃんが、さきちゃんの絵を見て、これこそ一等賞だ!と叫んでいたよ」って伝えておいて下さい(笑)。

私の競馬予想? この絵に比べたら屁みたいなものです、ハイ。
Posted by ギャンブラー at 2011年06月06日 20:32
sabueさん。「冷静な分析をもって臨んでおられるらしいギャンブラーさん」とおっしゃってくれますけどね、やはり私もギャンブルの毒にやられております。競馬こそ冷静に対処できていますが、もう一つの博打である「株」ではこてんぱんにやられています。
今年の3月、そろそろ株から資金を引き上げよう、でも、その前に一稼ぎだ!とばかり少なからぬ金子をさらに株に突っ込んだ途端、あの地震です。日経平均が1日に1000円も下げる場面を初めて見ました。あの時の感覚はちょっと表現しがたいものがあります。自分が奈落の底に落ちつつあるのに、それはそれである種の快感を感じるのですから、人間とは不思議なものです。
私が考えるに、ギャンブルの魅力は、「突き上げてくる高揚感」よりは「破滅の予行演習=臨死体験」にあるのではないでしょうか。でなければ、これだけ多くの大のオトナが夢中になるはずがありません。
Posted by ギャンブラー at 2011年06月06日 20:49
おはようございます。

最初に読んだ時…あれ?最近、誰かも同じようなことを書いていたのでは(笑)?と思ったほどの記事にビックリ!!! が最初の印象でした。奇しくも同じようなことを感じておられたようですが、大きく違うところは、反省を踏まえ的中に至るところですね、やっぱり!!!

また、この記事に多くの方々がコメントを寄せていたことにもビックリしました。競馬の記事ってコメント入れにくいですからね〜特にハズしてばかりだと(これは私ですね…笑!!!)。これだけコメントが入るということは、やはりギャンブラーさんの買う(考える)馬券や競馬にみなさんが注目しているということ!!! 長年の戦友?として、私ももちろんこれからも注目していますよ!!!

さて…

私がよく言われることに…

>ロックや探訪記などの記事と競馬がどうしてもつながらないんだけど

こんなことを読んで頂いた方々から言われるんですが、まあ探訪記は別にしてロックと競馬は似ているように思うんです。レスに書かれていた『突き上げてくる高揚感』=エクスタシーというか、それは日常における非日常空間に誘ってくれる数少ないものの一つだと思っています。こう書けば探訪記で知らない土地に行くことも繋がっているのかもしれません。

また、ここでコメントを書かれる方々も様々な突き上げてくる高揚感を求めている方が多いような気もしています。例えば釣りなんて典型的な例なのでは?そう思うとここの読者は多かれ少なかれ『ギャンブラー』という名で集っているのでは?そんな気もします。その元締めはもちろんハンドル(源氏名)を変える必要はないと思います(笑)!!!

本来、発展させて自分の記事にしようかな〜とも思ったんですが、きっと私以外もそう思っているんだろうな〜と代表して?書かせて頂きました。まあ、長い付き合いですので私なら許されるかなと思って(笑)!!!

そんな安田記念は残念ながら買うことは出来なかったんですが、修行の場として?夏競馬も控えています。また宝塚記念〜帝王賞もあります。大いに二人で恥をかこうではありませんか!!!

えっ?恥をかくのは私だけ?
Posted by 教授 at 2011年06月07日 06:04
教授。
リアルな私を知っている人は、私という人間が、「ギャンブラー」という言葉から連想するタイプの人間とはほど遠いと感じるに違いありません。もっとも、私自身は典型的なA型気質だと思っているのに、ひとからは「典型的なB型だね」と言われることが多いので、あまりあてにはなりませんが(笑)。

18で故郷を出るときは何も知らないウブで純粋な男の子だったのに、いつの間にか酒を覚えて内臓を溶かしかけ、競馬、将棋、株などのギャンブルや勝負事に耽溺する人間に変わってしまいました。何が彼にあったのでしょう。何をいったい彼は求めているのでしょう。それがわかれば、もう少し奥が深くて存在感のあるオトコになれるはずなのですが、日暮れて道遠し、の今日この頃でございます。
Posted by ギャンブラー at 2011年06月07日 21:58
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BA%90%E6%B0%8F%E5%90%8D
の説明からは、ハンドルネームを源氏名と称するのは、かなり無理があるようなf(^^;)
ギャンブラーさん改めヒカルゲンジさんなら、多少はわからないではありません。光源氏は、彼の女性遍歴で「ハズレ」ばっかりだった人と言えなくもないですしf(^^;)
ギャンブルとも競馬とも関係なくて、済みませんでした。。。
Posted by Nastassja at 2011年06月18日 19:15
Nastassjaさん、しばらくのご無沙汰でしたね。
この件に関して最初に誰から指摘を受けるかな、と思っていたのですが、やはりNastassjaさんでしたか(笑)。
確かにハンドルネーム(そもそもこの英語は万国共通なのでしょうか)と源氏名とはまったく別物です。ま、ブログ上のはかない自らの存在を「夜の蝶」(これまた死語ですねぇ)になぞらえたかっただけの、いっときの気の迷いございます。
ちなみに、本来の源氏名で好きなものは、語感だけで言うと「空蝉」「花散里」「鈴虫」あたりでしょうか。さすがにこれらをハンドルネームにするような倒錯した趣味は私にはありませんです、ハイ。
Posted by ギャンブラー at 2011年06月19日 00:08
http://en.allexperts.com/q/General-Writing-Grammar-680/handle-name-screen-name.htm

ややこしいことが書いてありますが、現在では、ハンドルネームもスクリーンネームも、日本語のハンドルネームとほぼ同義で使用されます。

うちの母のオラクルからもらったハンドルは「カミーユ・クローデル」(フランス語綴り)で、実名からもどうやったら、そんな有名人の名前がハンドルになるのかと母も悩んでいました。まあ、血縁はありますが・・・。あまりに目立つから発言できないそうです(笑)
Posted by Nastassja at 2011年06月20日 22:36
 
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