原発への放水は4万2千円 自衛隊手当を増額政府は24日の閣議で、東日本大震災と福島第1原発事故対応に当たった自衛隊員の手当を特例として増額するための関係政令を改正した。発生当日の3月11日にさかのぼって適用、原発へのヘリコプターによる水投下や、消防車で地上からの放水に従事した隊員には最高額の日額4万2千円を支給する。 従来の原子力災害派遣手当は日額3240円だが、今回は想定以上の危険が伴ったとして、原発の半径10キロ圏内で避難誘導などに当たった隊員に同2万1千円、10~20キロ圏内も同1万6千円と大幅増。大震災の災害派遣手当も従来の1620円を倍増した。 【共同通信】
|