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AKB上半期CD売上66.6億円でワイハーおねだり

 トロフィーと表彰状を手にする(左から)板野友美、高橋みなみ、大島優子、宮澤佐江(撮影・会津智海)
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 トロフィーと表彰状を手にする(左から)板野友美、高橋みなみ、大島優子、宮澤佐江(撮影・会津智海)

 人気グループ・AKB48が、「オリコン2011上半期ランキング」の「アーティスト別トータルセールス」、「シングルセールス」の2部門で1位を獲得し22日、都内の同社で行われた表彰式に大島優子(22)らメンバー4人が出席した。「Everyday、カチューシャ」などシングル2枚とアルバム1枚の合計売上は66・6億円に達し、大島らはご褒美として「(SKE、NMBを含めた)150人でワイハーへGOしたい」と秋元康プロデューサーにおねだりした。

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 選抜メンバーを決める総選挙で話題を独り占めした少女たちは、CDセールスもブッチぎりだった。

 シングルランキングでは、「Everyday、カチューシャ」(149・9万枚)、「桜の木になろう」(107・7万枚)で、女性歌手としては78年のピンク・レディー以来となる1、2位独占の快挙。アルバム「ここにいたこと」(60・2万枚)と合わせ、売上総額は66・6億円を記録した。

 ケタはずれの数字に大島をはじめ、出席した板野友美(19)、高橋みなみ(20)、宮澤佐江(20)の4人のメンバーも大はしゃぎ。秋元康プロデューサーからのご褒美は?と問われると高橋が「150人でハワイへ行きたい!」と提案。「いくらかかるんだろう?」という板野に、大島が「66億売ったんだから大丈夫だよー」と盛り上がり、「秋元さん、ワイハーへGOさせてください!」と声をそろえた。

 AKB人気は、不況にあえぐ音楽市場までも好転させた。上半期のシングル総売り上げは、過去3年下落していたが、今年は254・2億円で前年比12・1%増。CDに握手会参加券などをつける方法には賛否あるが、オリコンの小池社長は「CDをパッケージから付加価値のある商品に進化させた」と評価した。

 高橋は「3作、4作と記録をつくっていけるように下半期も勢いを増していきたい」と目を輝かせた。7月には西武ドーム公演、8月からは15公演に及ぶ全国ツアーが始まるなど、下半期も天下は揺るぎそうにない。

(2011年6月23日)

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