現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 社会
  4. その他・話題
  5. 記事

地デジ未対応なお51万世帯 完全移行まで1カ月

2011年6月23日22時36分

印刷印刷用画面を開く

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

図:地デジを見るまでの流れ拡大地デジを見るまでの流れ

 7月24日の地上デジタル放送への完全移行まで、あと1カ月に迫った。総務省の推計では、移行を最大1年延期する東日本大震災の被災3県(岩手、宮城、福島)を除き、5月末時点で全世帯の1%強にあたる51万世帯でアンテナなどの対応ができていない。「地デジ難民」の発生は避けられそうにない。

 被災3県を除き、この日正午を境に、アナログ機器のままではテレビを見られなくなる。総務省によると、地デジ未対応の51万世帯の内訳は、地デジ視聴に必要なUHFアンテナの未設置世帯が戸建てと集合住宅をあわせて42万世帯、大きなビルの陰にあり、受信障害対策が必要な世帯が5万1千世帯、山間部などでデジタル電波が届かない世帯が1万7千世帯など。

 ただ、この推計は、集合住宅で共同アンテナを設置すれば、全入居者を「対応済み」にカウント。入居者の中には、地デジ対応のテレビやチューナーといった受信機がなく、視聴できない世帯もあり、実際の未対応世帯はもっと多いとみられる。

関連トピックス

PR情報
検索フォーム

おすすめリンク

あの日から、何かが変わったのかも…。3・11後に夫婦が感じる意識のギャップとは?

「3・11」被災直後の言論空間を観察した筆者は、識者や専門家がマスメディアを通さず発言する事態に着目する。

ネット社会到来で政治家たちは喜んだ。「直接国民に話すことができる」と。だが…。


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内 事業・サービス紹介