「太陽の船」2隻目、吉村作治氏ら発掘開始
読売新聞 6月23日(木)20時54分配信
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「太陽の船」が埋まる立て坑の石蓋を撤去する作業員(カイロ近郊ギザで)=田尾茂樹撮影 |
クフ王が死後も永遠に天空を旅するために造られたとされ、吉村作治・早大名誉教授率いる調査隊が発掘と復元を担う。4〜5年後の完成を目指す。総事業費は約10億円。
作業は湿度などを調整できる大型テント内で行われ、この日は40個の石蓋のうち、最初の1個(約15トン)を撤去した。吉村氏は「ようやくここまで来た。感無量」と話した。第2の船は吉村氏らが1987年、レーダー調査で地中2〜3メートルの立て坑に納められているのを確認。第1の船と同じ全長約43メートルになるとみられる。
第1の船は1954年に発見。十数年かけて復元され、ピラミッド横の博物館に展示されている。
最終更新:6月23日(木)20時54分
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