NHK滋賀県のニュース　大津放送局

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大津市の女性職員　懲戒免職

大津市の納税課に勤めていた４５歳の女性職員が、市に納められた税金、およそ１５０万円を自宅に持ち帰っていたとして、懲戒免職の処分となりました。。
懲戒免職となったのは、ことし３月まで大津市の納税課に勤めていた４５歳の女性職員です。
市によりますと女性職員は退職金の税金として納められた郵便為替を現金に換える業務を担当していましたが、去年１月から１１月までに受け取ったおよそ１５０万円分の郵便為替を現金に換えたまま自宅に持ち帰るなどしていたと、いうことです。
市では納税者から申告された内容と市に納められた金額が合わなかったことから調査を進めたところ、この女性職員が税金を持ち出して自宅などで保管していたことがわかったということです。
市の調査に対し女性職員は「家庭の事情で精神的に不安定な状態だった」と話していて、今月までに全額を返済したということです。市は、この女性職員を２３日付けで懲戒免職の処分としたほか、上司の男性職員２人もそれぞれ懲戒の減給と戒告の処分としました。大津市の佐藤賢副市長は「市民の信頼を裏切り、大変申し訳なく感じる。
コンプライアンス条例の制定などを進めながら再発防止に努めたい」と話していました。

06月23日　18時59分

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