流鏑馬とは
本来、流鏑馬は天下泰平、国家安穏の祈りを込めて行われてきました。
時代と共に、疫病が流行ると行ったり、農業の豊凶を占ったり、祈願したりといった様々な形に変化してきたようです
その、所作についても小笠原流や武田流といったように現在でも昔ながらに伝えているものからかなり形の変わったものまであります。
多度の流鏑馬
多度大社では現在、5月4日・5日の多度祭「上げ馬神事」後に流鏑馬神事も行っておりますが残念ながら疾走している馬上から弓を射るといったものではなく騎乗なってしまいました。しかし、その年の五穀豊穣を祈念するという意味では変わりなく行われています
。
そして、この11月23日に行われる流鏑馬祭りは昔から行われている新嘗祭に併せ、五穀豊穣を感謝する意味で平成3年より小笠原一門の奉仕により桑名市の祭りとして行っており、毎年多くの参拝者が訪れます。また、行列には一般の参加者も募集しております。
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流鏑馬当たり的
流鏑馬祭りでは騎乗した射手が境内馬場に設けられた三つの的に向けて矢を射て行く神事ですが、この実際に流鏑馬で射られ当たった的は縁起物として1000円で頒布しています。この当的は一発必中というところから、受験生が多く受けられる姿が見られます。
※的中した的には限りがありますのでなくなり次第頒布を終了いたします。