'11/6/23
原水禁世界大会、福島開催へ
原水禁国民会議などの原水爆禁止世界大会実行委員会は22日、福島第1原発事故を受け、「脱原発」を柱に7月31日の福島大会で始まり、広島、長崎を経て8月11日の沖縄大会まで続く日程を正式に発表した。
福島市のホテルで開く福島大会は、最大400人規模。福島県双葉町で原発に反対している住民や、被爆者、チェルノブイリ原発事故(旧ソ連)被災者らの報告がある。事故の早い収束、脱原発を求める大会アピールを採択する。
沖縄大会は沖縄県宜野湾市で開き、在日米軍基地問題をめぐるシンポジウムを計画。広島市での広島大会(4〜6日)は核軍縮をテーマにした分科会など既に決定していた日程に、原爆ドーム前での脱原発集会を追加。長崎市での長崎大会(7〜9日)にも集会と行進を加えた。