ガガンバレ東日本！

　ガガは、最新アルバム「ボーン・ディス・ウェイ」（５月２３日発売）のプロモーションと、東日本大震災の被災地支援ライブイベント「ＭＴＶ　ＶＩＤＥＯ　ＭＵＳＩＣ　ＡＩＤ　ＪＡＰＡＮ」（２５日、千葉・幕張メッセ）に出演するため、成田空港着のエアカナダ機で来日した。

　ガガの来日は昨年４月以来１年２カ月ぶりで、通算４度目。髪の毛からレザーのロングコート、靴まで全身緑色のコーディネートで取材陣が待ち構えるサテライトに姿を現した。コートの中はほぼ下着のみと推測され、ファッションから音楽に至るまで「世界最強のアイコン」と呼ばれるだけあって、圧倒的な存在感をみせつけた。

　ガガは震災直後から支援に動いたことで知られる。

　左腕には、震災の復興チャリティーのために自身がデザインしたブレスレットが。３月からネットで販売され、発売から２週間で１５０万ドル（約１億２０００万円）の売り上げがあったほか、ガガ自身もほぼ同額の義援金を寄付している。

　ガガは「日本にまた帰って来られてうれしい。日本のモンスター（ファン）たちに早く会いたかった」と笑顔を見せ、被災者に向けて「希望と信念を持ち続け、１日も早く平和な日々が訪れるようにお祈りします」と激励。さらに「日本は安全なので、もっとたくさんの人が観光に訪れてほしい」と力強くアピール。

　空港のロビーでは約２００人のファンに大歓声で迎えられた。写真撮影やサイン、ハグなどに気軽に応じ、最後はリストバンドが巻かれた左手で誇らしげにガッツボーズした。