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【芸能・社会】

猫ひろし 11月にカンボジア人 国籍変更でロンドン五輪ねらう

2011年6月22日 紙面から

念願だったカンボジアへの国籍変更が実現間近となった猫ひろし(中)と、猫にラブコールを送ったカンボジアオリンピック委員会のワット・チョモラン理事長(左)。右は猫ひろしの付き人で通訳のビサール氏=東京・駒沢のワールドアリーナで

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 2012年のロンドン五輪・男子マラソンにカンボジア代表として出場することを目指している、芸能界最強ランナーのお笑い芸人猫ひろし(33)が、今年2月に同国政府に国籍変更を申請しており、近く受理される見込みであることが21日、分かった。11月にインドネシアで開催される東南アジア競技大会にはカンボジア人として出場する予定だ。

 東京都内で会見した猫は同大会までに申請が受理される見通しであることを明かし、「カンボジア選手団の一員、ランニャー(ナー)として頑張ります」と宣言した。

 猫は昨年3月から同国内の大会に出場し好成績を収めてきた。会見ではカンボジア五輪委員会のワット・チョモラン理事長(41)が「今やあなたはカンボジアの国民的スポーツマンで、アスリートたちの良い見本。ぜひともカンボジア代表に迎え入れたい」と感謝状を読み上げ、国籍変更についても「早くできるようにする」とサポートを約束した。

 猫の快走は現地で「あんなに小さいのになぜ速い」と話題になり「赤い唐辛子」のニックネームが定着しているという。

 もちろん国籍を変えても五輪に出られるとは限らない。同国で男子マラソンの五輪代表になれるのは実質1人。参加標準記録の2時間18分をクリアするか、同国最速のヘム・ブンティン選手(自己最高2時間25分20秒)に勝たねばならない。自己最高が2時間37分49秒の猫には高い壁だ。

 また、妻と長女の国籍は変更しない方針。猫は「後天的な国際結婚。日本に住んだまま、ビザを取って仕事します」と芸能活動続行も宣言した。

 

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