参院議員、震災支援と資金集めたのに義援金1割
読売新聞 6月23日(木)10時9分配信
民主党参院議員の大島九州男氏(元福岡県直方市議)が19日に「東日本大震災復興・支援する集い」と銘打った政治資金パーティーを北九州市内で開き、被災者への義援金とともに自らの活動資金を集めていたことがわかった。
義援金は総収入の約1割で、識者からは「震災に便乗した資金集め」との指摘も出ている。
大島氏の事務所などによると、パーティー券は1枚1万円で、総収入は約350万円だった。収入の約7割が経費で、義援金に充てるのは約40万円。日本赤十字社を通じて被災者に寄付する方針だが、残りの約70万円は政治資金にするという。
大島氏は比例選出で全国が選挙区。総務省選挙課は「どういう名目で寄付をするのか不明だが、選挙区内への寄付を禁止した公選法に抵触する恐れがある」と指摘。政治資金に詳しい神戸学院大の上脇博之教授(憲法学)は「義援金を大義名分にしたと批判されても仕方ない」としている。
大島氏は読売新聞の取材に対し、「政治家の寄付は問題になるので、預かり金として(パーティーの)実行委員会長の名前で寄付することにしている。総務省からも『問題ない』と確認した。例年に比べて集まった資金も少なく、震災に便乗したわけではない」と説明している。
義援金は総収入の約1割で、識者からは「震災に便乗した資金集め」との指摘も出ている。
大島氏の事務所などによると、パーティー券は1枚1万円で、総収入は約350万円だった。収入の約7割が経費で、義援金に充てるのは約40万円。日本赤十字社を通じて被災者に寄付する方針だが、残りの約70万円は政治資金にするという。
大島氏は比例選出で全国が選挙区。総務省選挙課は「どういう名目で寄付をするのか不明だが、選挙区内への寄付を禁止した公選法に抵触する恐れがある」と指摘。政治資金に詳しい神戸学院大の上脇博之教授(憲法学)は「義援金を大義名分にしたと批判されても仕方ない」としている。
大島氏は読売新聞の取材に対し、「政治家の寄付は問題になるので、預かり金として(パーティーの)実行委員会長の名前で寄付することにしている。総務省からも『問題ない』と確認した。例年に比べて集まった資金も少なく、震災に便乗したわけではない」と説明している。
最終更新:6月23日(木)10時9分
この話題に関するブログ 1件
関連トピックス
主なニュースサイトで 大島九州男 の記事を読む
この記事を読んでいる人はこんな記事も読んでいます
- 橋下知事「絶縁宣言」…大阪都否定的な堺市長に(読売新聞) 6月22日(水)23時35分
- お客放って我先に逃げ出すグランドスタッフ 大震災時の「成田空港」動画が物議写真(J-CASTニュース) 6月22日(水)19時43分
- 名古屋市バス18キロオーバー、切符切られる(読売新聞) 6月23日(木)9時1分
- 応仁の乱以来続く長崎・五島の企業、破産へ(読売新聞) 6月21日(火)12時42分
- <厚労省職員>偽名でレフェリー14年 プロボクシングで(毎日新聞) 6月23日(木)2時33分