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【プロ野球】

星野監督 親子ゲーム増やして! ダブルヘッダーで若手実戦漬け

2011年6月23日 紙面から

 楽天の星野仙一監督(64)が22日、来季に向けて1、2軍の試合を同じ日にかけ持ちできる「親子ゲーム」を増やすよう球団側に提案していることを明かした。1軍出場が少ない控え選手に実戦機会を与えるのが狙いで、Kスタ宮城から約12キロ離れた2軍本拠地の利府での2軍戦を増やしていく。

 楽天は、東北をフランチャイズとすることを標ぼうし、山形県中山町や天童市も本拠地。主催試合を開催してきたが、仙台までは車で1〜2時間かかり、デーゲームの2軍戦に出場した後、1軍のナイター戦に備えるのは難しかった。星野監督は、東北各地での試合をする意義を理解しつつ、親子ゲーム増を望んだ。「ファンサービスも必要だが、そろそろ勝ちにいくことも考えなければならない」。中日、阪神の監督時代と同じく、1軍の若手選手にダブルヘッダーで力をつけさせようという考えだ。

 今季、楽天は、親子ゲームの機会は4試合しかないが、5月31日から6月2日にかけての3日間で打撃不振だった鉄平らに昼夜ゲームに出場させ、復調の足がかりをつくった実績もある。球団幹部も「監督の意見には大賛成」と話し、親子ゲームを増やしていくことを約束した。 (鶴田真也)

 

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