両国国技館での3冠戦(19日)を最後に全日本を“卒業”した和田京平レフェリー(56)が21日、都内で経緯を説明。「馬場さんを残し、武藤さんを支え、できれば全日本で引退したかった」とした上で、今後も“フリーの番人”として活動していく考えを示した。
平井伸和選手の開頭手術、TARUの暴行発覚の渦中に「社長が謝れば済むこと」と発言。武藤敬司前社長は“裏切り”と受け止めたようで、辞任前日に「京平さんも両国で終わりにしてくれ」と通告されたという。
一昨年に役員を外れ、昨年4月には専属契約も解除されており、全日本の内田雅之社長は「既成概念から脱却していかないといけない」とした。名物レフェリーが去ったことで、来秋の旗揚げ40周年を前に全日本の一つの時代も終わった。
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