カオスラウンジ騒動に関する玄米茶氏の感想
6/22現在の玄米茶氏(@genmai_tea)の個人的な感想。
同日の全体の流れはこちらへ。
・カオスラウンジ問題についての、カオスラウンジ主催当人を中心とした各種論争
http://togetter.com/li/152613
まとめ
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はい、では今回のお話はここ数ヶ月彼らが提唱してきた既存の主張にwikipediaに載ってる法律知識が加わった程度なので一つ一つ突っ込むとキリがないため省略させて頂きます。また今回はまとめでは無く私個人の感想です。
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まず主催してる展覧会の物販スペースで偽札が売られていて、気づいていながら放置したけど自分で作ってる訳ではないならどう考えてもセーフなんて言う弁護士は居ません。そして聞きかじりの知識で喋るくらいなら弁護士に質疑応答を作成して貰いそれを公式サイトで公開した方が手っ取り早いです。
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余談ですが、弁護士に相談する際は第三者が見ても分かるように要点を紙にまとめておいて、質問する事項もきちんと決めておくのがポイントです。どうしたいか、という点も明確にしておけば尚良いです。また相談する際は恥ずかしがらずにきちんと今の問題点を全て弁護士さんに言いましょう。
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そもそも「複数人の非常な優秀な弁護士さん」に何故相談する必要があるのでしょう。知財関係で非常に優秀な弁護士さんなら一人でも良いんでは？また以前も突っ込みましたが、この1年以上こんだけグレーどころか黒の領域に足踏み入れてるのに今まで相談してなかったんですね。
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こういう時は「以前から懇意にしている××事務所の○○弁護士に再度お話を伺いました」と言う風に少しでも良いから誤魔化す表現を使ってください。契約をして権利関係の窓口になってもらうのもいいでしょう。作風を変えないならこれからの権利関係も相談する必要があります。
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さて、まとめの中でも挙げていますが彼らは二次元画像を使う理由は述べていますが、それを何故無許可で使用するかの必要性については全く触れられていません。理論武装をするのであればまず真っ先に行うべき場所なのですが話題反らしに終始しています。
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極端な話「アートだから」でも良いんですけど、じゃあ何がアートなのか、どこまで評価されたら良いのかを明確にする気がないなら話が堂々巡りになるだけです。そこら辺が「カオスラウンジ宣言」を出してかなり立ちますが全く見えてきません。
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「どうせ俺たちのアートは理解できないんだろ」と引き籠もっても何度も何度も同じ手を使ったら誰も構ってくれなくなります。そしてそれはファンに対する裏切りでもあります。
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私は梅ラボ作品を完全に否定したい訳ではありません。しかしこんだけピーキーな物を商品として扱うなら販売して貰う企業には権利関係の許可を取ってない・取る気も無いことをちゃんと伝えましょう。また色々と聞かれたときの言い訳くらいちゃんと考えておきましょうということを言いたいのです。
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「アート」と銘打とうが商業ベースに挙げた時点でそれは商品です。その流通には多くの人間が関わります。そこに違法性を認識した商品を無言で流すことはたくさんの人間の生活を脅かす行為に他なりません。そして彼の作品は多くの人間の権利を侵害しています。
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仮に許可を取ることがアートの価値を落とすという主張をされるのなら、それは誰が決めたんでしょう。今回の件に関するのなら法と理論武装をないがしろにした結果カオスラウンジのアートの価値はだだ下がりしているようにみえます。
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好き勝手やりたいのなら誰の目にも付かないところでやるか、誰に怒られても良い覚悟を持って下手な言い訳を重ねないでください。散々怒られた挙げ句本人達が「でもみんな色々権利問題について色々考えたでしょ？」と言うのではただの子供の言い訳です。
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また無数の議論の上に成り立ってる現行の法に喧嘩を売るなら売るでせめてビジョンの一つくらい示してください。「作品作ったよ、俺は考えないけどみんな考えて！」という姿勢を貫くのであれば本人達は基本黙っててください。考えの邪魔です。
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「ネットコミュニティの画像は素材として全て使う」「結果コミュニティが破綻しても構わない」「同人誌は犯罪」などと現行の法や体制やコミュニティにこれでもかと喧嘩売っておいて怒られたら被害者面するのはあまりに見苦しすぎます。
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彼らはネタ元の作品に敬意を払ってると言ってますが、社会における敬意とは「ちゃんと話を通す」「お金を払う」「怒られたらやめる」などの行動が伴わなければ意味がありません。無断で使って怒られてもやめないのは本人達がどう思ってようと第三者から見たら悪意に満ちた行動です。
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同じように権利侵害を目的としてないと本人が公言していても、第三者から見たら立派な権利侵害です。
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あと今更ですが藤城嘘さんの立場って何なんでしょうかか。「作家の梅ラボ」「代表・責任者の黒瀬」までは分かるんですが今回の問題はその二人の言説で十分なはずです。立場表明されると聞いて期待していたのですが、さっぱり立場が分かりません。
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てっきり藤城嘘さんが現カオスラウンジメンバーを引き抜いて新生ポストポッパーズを立ち上げ。そして反カオスラウンジの先鋒として画期的なアートを作り出して全力でカオスラウンジをディスって、対する黒瀬氏と梅ラボ氏がすかさずディスり返すとか想像していたのに残念です。
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今回の感想としては「誤魔化すなら誤魔化す」「騙すなら騙す」「謝るなら謝る」どれか一つくらいしっかりやってくださいとしか出てこないです。誤魔化す手法にしても1年前から何一つ変わっていません、理論武装も変わってません、謝る気も無いです。じゃあ何がしたいんですか？
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違うなら「何故違うか」という言説を心より期待しております。せめて「アートだから」「次の展覧会で」「黙り込む」「横文字で話をそらす」「どうせ分かって貰えない」「震災が」以外の手法でお願いします。このままではただの笑いもの扱いですよ。
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あと黒瀬さんは曲がりなりにも責任者で代表者でキュレーターなんですから作家を矢面に立たせるようなマネはいい加減やめてください。あなたの仕事は何なんですか。
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以上です。他のカオスラウンジメンバーに確認も取って無い、梅ラボさんと藤城嘘さんにも喋らす、しかもツイッター上で。やればやるほど反感を買うだけですよ。
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何が変わっていないかはTogetterの「カオスラウンジ」タグを参照ください。面白いですよ、今回と全く同じ事言われてたりして。
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