政府の審査会が福島原発の事故で避難生活を強いられた人の精神的な損害の賠償を毎月10万円としたことについて、避難する住民からは悲痛な声が上がっています。

 避難する住民からは「3カ月以上、床の上で寝起きする生活に対する対価をもらうことはもちろん、一刻も早く原発事故の収束を願う」という声が多く聞かれます。
 避難所で生活する住民:「最低でも(月)100万。それくらいでないと、皆、精神的に参っているから。仮設に行っても大変なんです。まったく先が見えないから」
 仮設住宅の住民:「良くはない。やっぱりお金では代えられない。自分の家に帰りたい。原発が収まってくれればね」
 自宅に帰るめどがまったく立たない精神的な苦痛は金額では計れないと、住民たちは悲痛な声を上げています。

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