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「噴水小僧」「旅立ちの鐘」 新装大阪駅に居場所なく(2/2ページ)

2011年4月30日

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写真:中央コンコース北側にあった「噴水小僧」=JR大阪駅、2003年3月撮影拡大中央コンコース北側にあった「噴水小僧」=JR大阪駅、2003年3月撮影

写真:往時の「旅立ちの鐘」。待ち合わせ場所として人気を集めた=JR大阪駅、1980年5月撮影拡大往時の「旅立ちの鐘」。待ち合わせ場所として人気を集めた=JR大阪駅、1980年5月撮影

 南北の駅ビルが連絡橋でつながる新「大阪駅」には八つの広場があり、金時計(高さ9メートル)、銀時計(同7.6メートル)など、新しい待ち合わせスポットができる。噴水小僧と旅立ちの鐘は数少ない明治期の遺物だけに、JR西の社内でも行方を議論してきた。

 しかし、「近代的な駅のイメージと合わない」「駅の歴史遺産。有効活用するべきだ」と賛否両論に割れた。なかなか議論が決着しないまま、駅が新装オープンを迎えることになった。

 JR西広報部は「駅を利用する人たちの意見も参考にしながら、最善の行き先を見つけたい」と話している。(小河雅臣)

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