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【社会】

名古屋市議長「問題ない」 則竹氏の政調費不適切処理

2011年6月22日 16時08分

 名古屋市議会の中村孝太郎議長(減税日本ナゴヤ)は22日の定例会見で、議員辞職した減税日本の則竹勅仁前団長が政務調査(政調)費の支出をめぐり実態と異なる収支報告をしていた問題に関し、「政調費の使用基準から見て問題はなかった」と発言した。

 則竹前団長は、報告書が公開された後の5月下旬になって「不適切だった。実態に合うようにする」として修正している。

 則竹前団長は、事務所の女性職員に対して自ら雇用主として政調費を使って給与を支払っていたにもかかわらず、父親が経営する休眠状態の会社を経由して支払ったように装った収支報告書を提出。修正では、添付した領収書を過去2年分にわたり、会社名義から女性職員個人名のものに差し替えた。

 中村議長は「基準に沿っており、問題なかったと考える。議員辞職は費用弁償の受け取り拒否の公約を破ったためだ」と述べた。

 則竹前団長は、受け取り拒否を公約にしていた費用弁償の私的使用や政調費の不適切な収支報告が相次いで発覚し、6日に議員辞職した。

 会見で同席した中田千津子副議長(自民)は、則竹前団長の処理の仕方を「不適切だ」との見解を示した。

(中日新聞)

 

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