東日本大震災
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【社会】回収用の大型容器を設置 もんじゅ落下装置引き上げ2011年6月22日 12時54分
高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)原子炉容器で燃料交換に使う炉内中継装置が落下した事故で、日本原子力研究開発機構は22日、引き上げた装置を収納する大型容器の取り付け工事を公開した。装置引き上げは週内にも行う。 機構によると、容器は耐熱性繊維でできた高さ最大約15メートル、外径約1・4メートルの筒型。炉上部に設置し、外気を遮断してから装置を引き上げる。装置は空気や水と激しく反応する冷却材のナトリウムに一部が漬かった状態で、外気に触れないようにする必要がある。 約20人の作業員がクレーンにつり下げられた大型容器に破れや異常がないかを点検。同日中に取り付け作業を終える。 落下事故は昨年8月、装置を回収しようと炉内で高さ2メートルまでつり上げた際に発生した。 (共同)
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