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【社会】

2号機に6メートルたまり水 原子炉損傷の影響か

2011年6月22日 13時01分

 福島第1原発2号機の原子炉建屋内にある「計装ラック」=21日(東京電力提供)

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 東京電力は22日、福島第1原発2号機の原子炉建屋地下に約6・1メートルの水がたまっていることを確認したと発表した。付近では最大で毎時430ミリシーベルトの放射線量が計測され、「原子炉損傷の影響を受けた汚染水の可能性がある」としている。

 東電は同日、建屋1階に原子炉の圧力計を仮設する計画だが、たまり水の影響はないとしている。

 測定は、21日午後に作業員10人が建屋内に入って実施。1階にあり計器類が置かれている「計装ラック」周辺の放射線量も毎時24〜42ミリシーベルトで、圧力計を設置する際は作業エリアの遮蔽措置を取る。カメラも取り付け、外部のモニターで確認できるようにする。

 2号機は外部につながる二重扉を20日に開放し、温度や湿度の環境改善を進めていた。

(共同)
 

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