男女共同参画、割当制導入が必要 11年版白書閣議に臨む閣僚=21日午前、国会 政府は21日午前の閣議で、2011年版「男女共同参画白書」を了承した。国・地方議員や企業での課長相当職以上など社会の指導的地位に占める女性の割合を「20年までに30%程度」とする政府目標達成に向けた見通しに関し「現状は十分とは言えない」と指摘。女性の割合を増やすためクオータ制(人数割当制)導入など新たな対策の必要性を訴えた。 政治分野では、主要政党が国会議員候補擁立でクオータ制を導入している国の女性議員の比率がスウェーデン45・0%、ドイツ32・8%など軒並み高いと説明。これに対し、日本は衆院で11・3%にとどまっている。 【共同通信】
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