日航、21年以来のボーナス支給へ 給与1カ月分、経営状態改善で
産経新聞 6月22日(水)9時20分配信
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仙台空港行きの日本航空の初便。仙台空港の運航再開に伴い、民間航空会社の臨時便の就航が再開した=13日、羽田空港(写真:産経新聞) |
[フォト] 東電の支給額は?主要企業の「夏のボーナス」大公開
日航は、昨年1月に会社更生法の適用を申請し、経営破綻した。京セラ創業者の稲盛和夫氏を会長に迎え、経営改革に着手し、大幅な路線縮小やグループ1万6千人規模の人員縮小などを進めてきた。その過程でパイロットと客室乗務員約165人の整理解雇に踏み切った経緯もある。
リストラ策が奏功し、23年3月期連結決算では、過去最高となる営業利益1884億円を計上。3月には会社更生手続きを終了し、普通の株式会社となり、25年1月までの再上場を目指している。
破綻前から社員の賃金カットが続いており、賞与は21年冬から支給されていなかった。東日本大震災による航空需要の減少など不安材料もあるが、更生計画以上に経営状態は改善していることもあり、賞与を復活し、社員に報いる必要があると判断した。
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最終更新:6月22日(水)9時59分
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