dxomark.com情報からみた巷談「デジタル中判カメラ・イメージセンサーの実力」

December 17 [Wed], 2008, 21:32






フルサイズデジタルSLR(一眼レフ)のイメージセンサーは本当に中判のそれを超えているのか。

DxOMark reviews(2月3日)に中判デジタルカメラのイメージセンサーの評価が掲載された。


New data for Hasselblad(H3DII 39), Leaf(Aptus 75), Mamiya(ZD Back) and Phase One (P45+)medium-format models。

左欄の最新ニュースを参照







Stephen Shankland は自分のBlogに.dxomark.com/のデータを根拠にイメージセンサーの品質:一眼レフは中判を食った(“Sensor quality: SLRs erode medium-format lead”)というレポを書いている。

ここでいう中判とは、前掲のごとく、the Mamiya ZD Back, やや旧式のLeaf Aptus 75S, Hasselblad H3DII 39, and Phase One P45+.。SLRはニコンとキャノンのフルサイズ版旗艦機種だ。
すごい時代を迎えたものだ。


Stephen Shanklandの見解に対しては前者がlow-light performance(高感度耐性)の面で劣るからで、dynamic range & color depth面では中判がよいという見方も在る。デジタル中判擁護派の意見だ。


以前も同様の指摘をしたことがあるが、DxO Mark scoreからだけで、カメラの優劣を判断するのは危険だ。

ちなみにthe Mamiya ZD Backは2100万画素だが、撮像素子が大きく、ピクセルピッチも9μmとゆとりがあるし、その他はLeaf Aptus 75Sの3300万画素、Hasselblad H3DII 39, and Phase One P45+.の3900万画素、そしてここでは登場しなかったが新しい機種(たとえばHasselblad H3DII-50)のものは5000万画素超。
使い勝手の悪さはあるかも知れぬが、幾つかの実写サンプル(静物写真)などを見る限り、画質自体としては、やはりMamiya ZD Backですらキャノン1Ds系の比ではない。 dxomark.com/のデータでは1DsMVの方がだいぶ格上なのだが・・・・・。

重厚長大の世界はこんなところにもしっかり息づいていたのだな〜。


他方、ニコン巷談(nikonrumors)・・・・ニコンが中判デジタルを出さないもうひとつの理由;
いわく‘Another reason why we may not see a medium format Nikon‘・・・・・・・・・・・・・それはDxOスコアが示唆するように、すでにD3XがHasselblad H3DII 39, and Phase One P45+を凌駕するからなのか?

Camera Test
PhaseOne645AF:P65+
Hasselblad H3DU50
Hasselblad H3DU39
Hasselblad H2:CF22
Canon EOS5DU
Nikon D3X
Nikon D700
Nikon D90
Fuji FinePix S5


DXO.LABS社(日本語):DxO Labs 社、RAW 画像をベースにした、デジタルカメラ機種の性能に関するデータを提供する新サイト「dxomark.com」を発表
2008.11.17





 

Mamiya ZD Back(キャノンの1DsMVと同じ、2100万画素)
 




Phase One P45+ digital sensor. Processed out as a 49.7 meg JPG and downsized to 19.7 megs(by カナダの写真家Karl Staddon)





Hasselblad H3DII-50
  • URL:http://yaplog.jp/poko_9/archive/495
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