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デリヘル嬢狩り、国交省職員逮捕! (2/2ページ)

2011.6.22 05:05
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 本来払うべくお金を払わず、しかも暴力的行為でコトに及ぶという、なんとも不心得な国交省のエロ職員がお縄となった。

 佐藤容疑者の逮捕容疑は、6月4日午前4時ごろ、秋田市内のビジネスホテル1階で、「ちょっといいですかぁ〜」などと声をかけ、20代前半の女性を“ナンパ”。そのまま非常階段の踊り場に連れ込み、体中を触りまくるわいせつ行為をした疑い。サンケイスポーツの取材によると、女性は派遣型風俗店の従業員、つまりデリヘル嬢だった。

 捜査関係者によると、佐藤容疑者に声を掛けられ、「なんでしょう!?」と応じてしまった女性は、いきなりTシャツの下から手を差し込まれ、胸をもまれるなどした。何度も「やめてください」と懇願したが、佐藤容疑者はますますエロ行為をエスカレート。しまいにはスカートの中にまで手を突っ込むにいたった。

 ここでガチに危険を察知した女性は、一瞬のスキをついて佐藤容疑者を押しのけ、猛ダッシュでホテルのフロントに駆け込み、助けを求めたという。佐藤容疑者は逃走したが、女性はすぐさま秋田中央署に被害届を提出、同署が捜査に着手した。その後、秋田市内のビジネスホテルや観光ホテルの1階ロビーに、深夜から未明に掛けて出入りする不審な佐藤容疑者の姿が捜査員によって確認された。

 その結果、ホテルの客室に呼ばれ、仕事を終えて帰る風俗業とみられる女性にマトを絞って声をかけている手口から、「容疑者」としてマーク。21日に秋田市内の自宅で任意同行を求め、容疑を認めたことから同署で逮捕した。同署によると、余罪についても追及するという。

 国交省秋田河川国道事務所によると、佐藤容疑者は1992年4月の採用。「道路管理第2課」に所属し、専門員という係長級の肩書で、妻(36)も同事務所の職員という。妻は夫の逮捕を知らされた直後、あまりのショックで帰宅してしまったという。

 同事務所の小野寺寿総務課長は「事実関係を確認して厳正に対処したい。公務員として、逮捕されたことは大変遺憾に受け止めている」とコメントした。

(紙面から)



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