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サブちゃんのまな弟子 女川への思い語る
演歌歌手・山口ひろみが20日、東京・銀座で「山口ひろみ デビュー10周年記念コンサート」を行った。
山口は演歌歌手・北島三郎のまな弟子として2002年にデビュー。今回、コンサートでは初披露となるデビュー10周年記念シングル「ゆめ暖簾(のれん)」など、全22曲を熱唱。集まったファン350人を魅了した。
東日本大震災の影響で、コンサートを自粛するつもりだった山口だが、4月に宮城・女川町の避難所を訪問した際に気持ちが変わったという。避難所にいたファンに「ひろみちゃんが頑張ってくれている姿を見ることでまた頑張れるから、いい歌を歌うことだけを考えてほしい」と勇気づけられ、開催することを決めた。
また、山口は女川町の人たちと「山口ひろみが売れるのが先か、女川が復興するのが先か競争しよう!」と約束したことを明かし、「私のほうが激励していただいたので、今は私も頑張らなくては、という使命感で歌っています」と涙をこらえて語った。