社会

田布施町議会が“上関原発凍結”を可決
(山口県)
上関町の周辺2市3町のひとつ田布施町の町議会は21日、上関原発の建設工事は安全性が確立されるまで凍結するよう求める意見書を賛成多数で可決した。最終日の田布施町議会には議会運営委員会で取りまとめた上関原発に関する意見書が提案された。意見書では内閣総理大臣や山口県知事に対し「上関原発の建設工事は安全性が確立されるまで凍結する」よう求めている。採決の結果、意見書のとりまとめに参加していなかった議員1人を除く賛成多数で意見書は可決された。谷村善彦議長は「しっかり国の方針を決めていただくことに期待している。我々の思いのように進めていただけるのが一番ありがたい」と話す。長信町長は「議会の方向はちゃんと尊重していかなければいけない」と話している。田布施町は電源立地地域対策交付金の対象となる2市3町のひとつで2市3町の中では、すでに周防大島町議会が「建設は認められない」とする意見書を採択している。〆
[ 6/21 19:28 山口放送]