京平さんの全日本解雇についてコメントしろとの
リクエストがいくつかきた。

これに関しては複雑。
馬場さん時代の旧全日本プロレス時代、
京平さんは馬場さんといつも一緒にいたこともあり
色々とお話をさせていただいた。
私の中では単純に「いい人」だし
最高の名レフェリー。
今後も頑張ってほしいという思う。

今回の件に関しては色々な意見があるようだ。

ただ「公の場(東スポ紙面)で雇用先である会社のトップに関して
ネガティブな発言をしたんだから切られてあたりまえ」というのも一理ある。

企業というのはそういうものなんだろうけど、
寂しいという感情が沸いてくるのも事実。

ひとつ言えることは、いま武藤敬司という人は
普通の状態じゃないということ。

いい表現は見つからないが、ぶっちゃけ「錯乱状態」にあるんじゃないかと。
いまの武藤敬司は「鬼の武藤」なのだろう。
頭から湯気が出ている状態で、いまの彼に何を言ってもすべて
焼け石に水。これは容易に想像がつく。

平井選手の一件で始まった、これまでにない人生最大の大ピンチ。
これを何とか乗り越えることが出来たら、そしてある程度時間が経ったら
元通りの「優しい武藤敬司」に戻ると思うし、
時が経ってまた両者が握手できることと信じたい。

救いとしては内田新社長が和田京平さんに対するリスペクトを口にしていたこと。
私が知る武藤敬司という男はとってもいい性格をしている。
けど、いまは普通の状態じゃない。それだけ。

「すべては時間が解決してくれる」

そう願ってやまない。