Mon.03.14.2011 |
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備忘録
福島第一原子力発電所
枝野は国民に嘘を言っている。
削除された記事 ( 2011年3月12日 20:33 【日本経済新聞】 )
原子炉建屋の骨組みが残っているので、大規模な爆発ではないが、原子炉を覆っている最後の防護壁である原子炉格納容器(げんしろかくのうようき)が大きな損傷を受けたのは間違いない。
核燃料が非常に高温にならないと出てこないセシウムが外部で検出されていることから、燃料棒や炉心が溶融し、格納容器の下にある水 と触れて「水蒸気爆発」を起こした可能性が高い。
原子力事故としては、1979年の米スリーマイル島事故の水準を超えた。スリーマイル島原発では、炉心が溶融して放射能が漏れたが、爆発までは至らなかった。1986年に旧ソ連で起きたチェルノブイリ原発事故に次ぐ非常に深刻な原子力事故だといえる。
原発で起きている核分裂反応を止めるには、ホウ素を原子炉に注入する方法があるが、炉心が損傷していたら効果は期待できない。そもそも放射能がかなり漏れているため、東京電力や原子力安全・保安院の装備では近づくことすら難しいのではないか。核防護の装備を持つ自衛隊か米軍に支援を要請するしかない。
上の“本文”は,副島隆彦氏が保存していた「書き換えられる前の“本文”」.
以下は「書き換えられた“本文”.
書き換えられた記事
爆発の報告を聞いたときは原子炉を覆っている最後の防護壁である原子炉格納容器が大きな損傷を受けた可能性を危惧したが、大きな損傷がないとわかり、ほっとしている。1986年に旧ソ連で起きたチェルノブイリ原発事故のように、大量の放射性物質が外部に漏れ出すという最悪の事態はとりあえず避けられた。
核燃料が非常に高温にならないと出てこないセシウムが外部で検出されていることから、燃料棒や炉心が溶融したのはほぼ間違いないだろう。原子力事故としては、1979年の米スリーマイル島事故の水準を超えた。スリーマイル島原発では炉心が溶融して放射能が漏れたが、爆発までは至らなかった。
核分裂を止めるホウ酸を原子炉に注入すると、もう原子炉は使えないが、格納容器の災害という最悪の事態を避けるためには仕方がない判断だろう。とにかく燃料を冷やす必要があるので、炉格納容器に海水を注入することも妥当な判断だ。
今後も微量の放射性物質は排出され続ける。避難指示は今後も守った方がよい。