IGF中国進出の全容が20日、明らかになった。この日、東京・南高円寺のアントニオ猪木道場で道場開きが行われ、IGF武林風有限公司代表の孫禧進氏(46)が、今後のスケジュールを明らかにしたもの。
IGFは、K‐1とも協力関係にあった中国の人気格闘技番組「武林風」との合弁会社「IGF武林風公司」を上海に設立。8月にも認可が下りる見込みだ。10月に行われる第1回中国大会の場所は上海で、1万人規模の会場を使用して開催される予定だという。
また、来年には上海で東京の道場の5倍の広さを持つアントニオ猪木上海道場を開設。中国人選手の育成にあたる。これに先だって中国から南高円寺の道場に「格闘留学生」(猪木)が送り込まれ、中国版の力道山を育て上げることになる。
90年9月、猪木は新日本のハルビン大会を開催。この時の中国進出は単発に終わったが、今回は「大ブームが起きると思う」(猪木)と手応え十分だ。日中国交正常化40周年を来年に控え、燃える闘魂が日中に新たな橋を懸ける。
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