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　韓国の男性５人グループ、ＳＨＩＮｅｅ（シャイニー）が２０日（現地時間１９日）、英ロンドンのアビー・ロード・スタジオで日本デビュー記念特別ライブを行った。２２日に日本でデビュー曲「Ｒｅｐｌａｙ‐君は僕のｅｖｅｒｙｔｈｉｎｇ‐」を発売する５人は、ビートルズがレコーディングした有名スタジオで、アジア人として初のライブを敢行。会場前には１０００人を超えるファンが大集結し、アジアの枠を超えた人気を見せつけた。

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　“日韓アイドル対決”を前に人気を“聖地”で示した。日本デビューする２２日は、くしくもＡＫＢ４８の前田敦子（１９）のソロデビュー曲発売日。日本の国民的アイドルとチャート１位を争うことになった、韓国のトップアイドルは、ビートルズがレコーディングを行ったスタジオで存在を世界へとアピールした。

　聖地でのお披露目にメンバーのオンユ（２１）は、「音楽といえば英国。権威ある場所でデビューできて光栄」と笑顔。ジョンヒョン（２１）が４０度の高熱を出し、青白い顔で「心配かけて申し訳ない」とパフォーマンスを控える一幕もあったが、キー（１９）は「母の時代に流れていた音楽をレコーディングした場所でやれたのは気持ちがいい」と目を輝かせた。

　６曲を披露したスタジオには、４７人のファンを抽選で招待したが、会場前には１０００人超のファンが鈴なりとなって「Ｗｅ　ｌｏｖｅ　ＳＨＩＮｅｅ！」と絶叫。日韓以外にもフランス、インドなど各国の女性ファンが駆けつけた。

　歌唱力、ダンス力、高いファッション性から昨年、ＥＭＩと世界契約を締結。日本をステップに世界を見据えて、６２年から８年間、ビートルズが録音作業したスタジオを第一歩に選んだ。ＥＭＩ幹部も「過去の偉大なアーティストと並べるだけのポテンシャルは十分にある」と太鼓判を押す。

　昨年１２月の代々木第１体育館でのライブチケットには約１０万人の応募が殺到したが、デビュー曲「Ｒｅｐｌａｙ‐」の初回出荷枚数も１２万枚と破格。今回のチャート１位こそ、あっちゃんに軍配が上がりそうだが、今後その存在を脅かす可能性は十分にありそうだ。