国籍を変更しマラソンでのロンドン五輪出場を目指す、お笑いタレント・猫ひろし(33)が21日、都内で会見し、カンボジア国籍取得のための帰化申請書類を提出したことを発表した。間もなく受理される見通しで、11月にインドネシア・ジャカルタで行われる東南アジア大会には、カンボジア人選手として出場できる可能性が高いという。身長147センチの猫は「背が伸びない分、記録を伸ばして、カンボジアのオリンピック選手団の一員として頑張っていきます!!」と夢の実現へすべてをかけることを誓った。
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カンボジア代表でのロンドン五輪出場は“ネタ”ではなかった。芸能界最速ランナー・猫のカンボジア国籍取得が秒読み段階に入った。かねて競争相手の少ないカンボジアで、五輪マラソン代表を目指すと宣言してきたが、すでに今年2月、帰化申請の手続きを完了。間もなく受理される見込みという。この日の会見には、カンボジアオリンピック委員会のワット・チョモラン理事長(41)も同席し、猫のバックアップを約束した。
もちろん、帰化即、代表ではない。五輪への最大のライバルは、08年北京五輪に出場したヘム・ブンティン選手(26)。自己ベストはヘム選手が2時間26分に対して、猫は2月の東京マラソンでマークした2時間37分。猫がカンボジア人として出場が見込まれる5カ月後の東南アジア大会でヘム選手を抑えて優勝すれば前進、五輪参加A標準記録の2時間15分を切れば、夢の切符は確実となる。
生まれ育った日本の国籍を手放すことは、家族も賛同しているという。2月に第1子となる女児が誕生したばかりだが、「嫁は『私は日本人のまま』という条件で応援してくれてます。子どもはハーフということになるのかな!?後天的な国際結婚になりました」と告白。すっかり外国人気取り!?だった。
もしも五輪出場を逃せば、日本国籍の再取得が困難なこともあって、カンボジア人に“なり損”というオチが待つ。「どちらにせよ国籍は移すので、ビザをとって日本で働きます」と不退転の決意を明かした。腹をくくった猫が、まっしぐらに五輪への道を駆け抜ける。
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