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韓国の留学生が日本で生活しはじめると一番始めに驚くのが日本のトイレ。韓国の家庭ではユニットバスが一般的なため、トイレとお風呂が別になっている日本のスタイルはとても不思議に感じるようです。ある韓国人ネットユーザーは、なぜ日本のトイレとお風呂は別なのか質問しています。
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<質問>
韓国では普通、浴室とトイレ、洗面台がひとつの空間にあります。しかし、日本語のテキストや、日本の漫画をみると、日本は韓国と違って浴室と便器が別々になっているようです。なぜ一緒ではないのですか?

<コメント>
・これは日本の入浴方法が韓国と違うから。日本は、シャワーよりもお風呂に漬かることを好むので、浴槽には常に水が張ってあり、家族が順番に入ります。でも、韓国は毎回お湯を入れ替えるので、お風呂に入る方法が異なるんです。

・日本の浴槽は深くて四角い形をしたものが多いんだよ。寒い冬は肩までつかって温まるんだ。

・日本は韓国と似ている部分が多いけど、入浴については強いこだわりがあるみたい。たぶん「高温多湿の環境」「豊富な温泉」「寒い冬」が理由でしょう。入浴する時は、父親→母親→子どもの順で入り、3〜5日に1度のペースで水を変えるんだって。

・入浴文化が盛んだから入浴剤が人気なんだね。

・日本人にとってお風呂は「疲労回復」「治療」といった意味があるから、清潔であるべきだと思うみたい。だから「浴室に便器があるのはおかしい」という考えになるんだよ。

・トイレとお風呂が別だって聞いた時、とても非効率的だと思ったんだけど、ちゃんと理由があるんだね。

・始めて知った!日本から学ぶべきことは多いようだ。

・私は日本で暮らしていたから、日本式に慣れてしまった。別々の方が好き。

・浴室の中に暖房があるのがうらやましい。

・日韓の入浴文化を比較すると、日本は「浴槽のお湯を家族単位で使う」のに対し、韓国は「個人単位で使う」。日本は「浴槽自体にボイラーが付いている」のに対し、韓国は「ボイラーなど追い炊き機能はない」といった違いがある。
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韓国ではトイレとお風呂と洗面台が一緒になっていますが、その代わり空間は広め。狭い家にお風呂とトイレを別々に作る日本のシステムを見ると、ひとつにまとめて広くスペースをとった方が効率がいいのでは?と思う人もいるようです。ただ、韓国では空間が広いと今度はそこに洗濯機を置く人も出てきて、ひとつの空間にトイレ、お風呂、洗面台、洗濯機があるという家庭も少なくありません。

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