総理官邸職員たちの、ランチタイム---丼のふたをあけると、ボリュームたっぷりに敷き詰められている肉は、福島県で育てられた豚。とてもみずみずしい小鉢のお浸しも、福島県で穫れた旬のアスパラガス。手前の胡麻和えは、千葉県の太陽を浴びて育ったほうれん草です。
中央合同庁舎4号館の食堂で、内閣府の職員たちが楽しんでいる若竹煮のワカメは、宮城の海から取り寄せました。今、余震の監視の合間に、気象庁職員が庁舎食堂で食べているのは、福島県のもやしと栃木県のキャベツで作った野菜炒め。これで元気を回復して、午後の仕事に取り組みます。
外務省庁舎の食堂の特別メニューは、茨城県のレタスやサニーレタス、グリーンカールと福島県のプチトマトを使った、その名も「がんばろうサラダ」。経済産業省の食堂事業者さんは、「被災地支援メニュー」が売れると、その売上げの一部を義援金にしています。
そして農産品と言えば、何といっても農林水産省。中央合同庁舎1号館の食堂では、豚ロース定食も、にら・もやし炒め定食も、焼きそばやスパゲティの具も、福島県産の食材です。売店で売っている牛乳・乳製品も、もちろん福島県産。これから1ヶ月ごとに、対象の県・地域を切り替えながら、震災や風評の被害を受けた産地の自慢の産品をいただきます。
この他、各府省の食堂メニューの一部を、表にまとめてみました。震災前にも増して、岩手県産、宮城県産、福島県産、茨城県産、栃木県産、群馬県産、千葉県産の新鮮な野菜や肉や海産物が、サラダや野菜炒め、定食、カレーなど、さまざまな料理に使われています。
霞が関で働く一同より、被災県の生産者の皆さんへ。手塩にかけた食材を、ありがとうございます。これからも、美味しくいただきます!
日本の元気を回復する「カンフル剤」たるべく、カン総理がフル回転。KAN-FULL BLOG(カンフル・ブログ)は、本人直筆で、動画出演で、更にスタッフ証言等で、立体的に発信しています。
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