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足柄茶の荒茶から基準超えるセシウム 神奈川県発表

2011年6月22日1時9分

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 神奈川県は21日、「足柄茶」の最大産地の山北町など3市町の一番茶の乾燥茶葉(荒茶)から、国の基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムを検出したと発表した。県は農協などに3市町の茶葉の出荷自粛を要請した。

 山北町産が1250ベクレル、相模原市産が1290ベクレル、松田町産1140ベクレル。同時に検査した秦野市産は420ベクレルと基準を下回った。4市町とも、生茶の検査では基準値を下回っていた。

 県は、生茶と乾燥して重量が減る荒茶を同じ基準で規制する政府の方針に「科学的根拠がない」と反発。荒茶の検査を拒否していたが、風評被害を懸念する生産者からの要望を受けて方針を変え、初めて荒茶を検査した。

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