保育所の待機児童
テーマ:名古屋のこと保育所の待機児童についてのご質問がありましたので 現時点での
ご報告をさせて頂きます。
待機児童問題は、わが減税日本ナゴヤにおける担当は余語議員です。
平成23年4月1日現在の待機児童数は、昨年同期と比較して677人
増加し、1,275人です。 そのうち3歳未満は1,050人です。
待機児童数の上位3区は、守山区(231人)、緑区(165人)、名東区
(142人)で、全市の待機児童数の42.2%と半数近くを占めています。
中村区、昭和区でも待機児童の大幅な増加が見られました。
さて、待機児童の解消に向けて早急の対策を講じなければなりません。
河村市長は、市内188の幼稚園に引き受けて頂けないだろうか、検討
を指示しました。 保育所は厚生労働省、幼稚園は文部科学省の管轄、
制度も施設も異なりすぐの実施は困難な面もあります。 保育所は炊事
施設が無いと開設許可が下りませんが、幼稚園にはそれが付帯している
園が少ないそうです。
市内小学校の空き教室使用の案もありますが、泣き声が授業の妨げに
なるとか保育時間の制約等 多くの壁をクリアしなければなりません。
平成22年度に 保育所分園の設置1ケ所、家庭保育室の拡充11ヶ所
で133人分の入所枠拡大をしました。 23年度には保育所の新設4ヶ所
保育所分園の設置2ヶ所で、443人の拡大を行いましたが、入所希望者数
に追いつきません。 23年度中に500人分、24年度に906人分の拡大を
予定していますが、まだまだ不足しています。
わが会派としても 良いプランを提案すべく取り組んでいます。
1 ■なるほど
様々な問題を解決していくには、多くの壁をクリアしなくちゃいけないんですね。
しかし、現実に困っている市民がいるわけですからねえ。得意分野でない部分での問題解決もあり、大変だと思いますが、頑張ってください。
一票一票の重みを感じながら・・・。