新宿区の自宅付近の放射線量測定
牛込の自宅から神楽坂の知人宅まで行き、そこから大江戸線に乗って新宿西口駅に出て、自宅付近まで歩いてみました。
計測場所は、神楽坂モスバーガー1号店付近、新宿西口、明治通り、若松町、馬場下町、西早稲田、高田馬場西口、大久保、戸山公園前、国際医療センター前といったところ。
計測値 CPM (μSv/h)
①神楽坂モスバーガー1号店付近:26 (0.21658)
②新宿西口:17 (0.14161)
③明治通り(花園神社前):25 (0.20825)
④若松町:34 (0.28322)
⑤馬場下町:25 (0.20825)
⑥西早稲田:34 (0.28322)
⑦高田馬場西口:17 (0.14161)
⑧大久保:21 (0.17493)
⑨戸山公園前:34 (0.28322)
⑩国際医療センター前:43 (0.35819)
ランダムにCPM値を見ているのでばらつきはありますけど、正直これほど高いとは思っていませんでした。特に、戸山公園付近では常に30CPMを超えていました。恐らく植物や直接土の地面に面しているせいだと思います。さらに広い敷地でもあり、放射線の沈着率が高いのだと思います。
特筆すべきは国際医療センター前付近でしょうか。前後では38CPMや41CPMとここら一帯高めでした。医療センター内の放射線管理区域から漏れ出ているのか?戸山公園の影響か?
また、牛込の自宅から神楽坂の知人宅まで行く時、次第に数値が高くなって行きました。知人宅は庭に面して窓を開け放して日頃から生活&仕事をしていることもあり、42CPM(0.34986μSv/h)とかなり高めの測定値でした。
頭痛がする、疲れる等はこのせいか?
自然の少ない場所、新宿駅前や高田馬場駅前などは比較的少なかった。対比して公園の近くや緑の多い地域は多かった。もしかして、千代田区にホットスポットができたのはこのせいではないでしょうか?
皇居周辺とかってかなり高そうですね。
東京は他県に比べて緑化を促進していることもあり、そうしたことが日常的に放射能濃度を上げているのかもしれません。
今回の5時間の計測で7460カウント、60 x 5 =300分で割ると、24.86CPM(0.2070μSv/h)平均というところです。文科省公表値の3倍以上でした。
計測器は腰下あたりですので、地上1m程度。放射線測定のセオリーにのっとってます。
余談ですが、工事現場(地面掘ってる段階)の前を通るとカウンターがポンポンと上がりました。
補足
あれから部屋に戻ってアルカリ電池が切れるまで、約7時間半つけっぱなしにしていたのですが、トータル1万カウントちょいでした。平均CPMに直すと22.22CPM、0.185μSv/hです。それでも文科省公表値の3倍弱です。
外に5時間も出っぱなしの人は外交の人と子供くらいでしょうか。やはり東京でも子供にはちょっと大変な環境かもしれませんよ。
特に都内の公園で遊ぶ子供たちにとっては非常に残念な結果となってしまったようです。 |
パセリ男さん、はじめまして。
カテゴリーから辿り着ました。
今回計測された地点は私もよく行くエリアなので、正直驚いています。
0.2とか0.3マイクロだったら、自然界から出る線量を差し引いたとしても、外部被曝だけでも基準値である年間1ミリを超えてしまうかもしれません。内部被曝を含めたら、確実に1ミリは超えるでしょう。
同じ新宿区内の百人町にある都のモニタリングポストは、0.06マイクロ位ですが、20mの高さで計っているとのことなので、それを目安にすることがいかに不適切かがよく分かりますね?
2011/6/1(水) 午後 8:09
計測位置の問題もありますが、恐らく日本政府はこうした状況をあまり知られたくないのだと思います。あの小沢一郎ですら、東京を放棄するかもしれないと云わせたほど現実は悪化してるのだと思いますよ。
僕の測定器は単純なカウンターなので環境に左右されやすいです。風や通行人、交通などなどで飛んで来る数が増えたり減ったり、たまたま通った場所だけそうだったりする可能性もあります。ただ、測定を毎日続けることで次第に現状が見えて来ると思います。
いずれにしても、これだけの量を今日僕は5時間で浴びたことに変わりはありません。
2011/6/1(水) 午後 9:57 [ enj*yre**xlif*man ]