フリー当日はとても気合が入っていて、調子も良かったから、4回転ジャンプはいけそうな手応えがありました。でも、跳ぶためについたつま先の力に左靴が耐えられなかったんでしょう。そのときに、靴底もいっしょにダメになってしまいました。そのため、(左足だけで跳ぶ)サルコージャンプを転んでしまったのが悔しい。
■シュンとしても仕方ない
演技が終わった瞬間、気持ち的にスコーンと抜けた状態になって、勢いで「ソチまで続けます」と言ってしまいました。でも、その後で、さすがに少し考えようと思って、試合翌日の会見は翌々日にしました。
アクシデントはあったけれど、落ち込んではいません。シュンとしても仕方がない。時はどんどん過ぎていくんですから。結果は残念だったけれど、こうした経験からは必ず何かを得るし、これまでも得てきました。次のいいことに必ずつながると思っています。
■自分の可能性に賭けたい
かつては、自分がどんどんできなくなっていく姿を見るのは嫌で、余力を残して辞めようと思っていました。バンクーバー五輪で銅メダルは取ったけれど、(それまでの過程でケガもなく)スムーズにいっていたら辞めていたかもしれません。この1年で心境が変わってきました。
自分の可能性に賭けたい、信じてみたい――。そう思ったんです。
右ヒザ靱帯(じんたい)の手術で埋め込んだビスを抜いたら、動きも良くなると聞いていました。ラグビー元日本代表の大畑大介さんが何度もケガに苦しみながら、現役を続ける姿をテレビで見て、「こういう生き方もいいな」と思うようにもなりました。
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