彼女たちは皆、一般人に交じったらスリムだが、芸術性採点競技では重量オーバーに見えてしまう。体操、フィギュアのように空中感覚が求められる競技では、体形が変わると感覚も変わるので、修正しないといけなくなる。
■脂肪は増えるが、筋肉は…
「小学校6年生くらいから、17、18歳は女子の体形変化の時期。男子も体形は変わるが、女子は貯蔵脂肪が男子より9~12%多くつく」と、国立スポーツ科学センタースポーツ医学研究部副主任研究員で内科医の土肥美智子さんは語る。
女子は胸、尻、太ももの分、多くつく。筋肉の質に男女差はないが、「太さの差が大きい」(土肥研究員)。
女子は男子より脂肪が増えるのに、筋力は男子ほど増えない。成長期の体重増は自然だが、フィギュアや体操など芸術性採点競技の選手にとって、ある程度の域を超えないようにコントロールする必要がある。
■バランスよく食べる努力を
「体質も多少あるけれど、要は食べる量と運動量の問題。食べないことによるダイエットをしてきた子が太りやすい」とは、新体操日本代表強化本部長の山崎浩子さん。
今の新体操日本代表の選手たちは、肉からケーキまで普通に食べる。練習拠点のロシアで「やせ薬を飲んでいるのでは?」と言われたほど。「甘い物もドカ食いしなければ、脳にはいい。食べない努力でなく、バランスよく食べる努力をしなさいと言っている」(山崎さん)。
浅田真央(中京大)も何でもよく食べるが、練習量も多い。「少し体が重いかな」と思うと、自主的にお菓子を減らす。体形変化をうまく切り抜けた選手の1人だろう。
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