地方韓国の「竹島地図」展示 島根の資料室「現状知ってほしい」2011.6.21 01:59

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韓国の「竹島地図」展示 島根の資料室「現状知ってほしい」

2011.6.21 01:59

 ■勝手に命名した地名も記載

 島根県竹島資料室は、平成20年6月に韓国で発行された竹島の詳細地図を入手し、松江市殿町の同資料室で特別展示している。韓国が建設した施設や勝手に命名した地名を記載。地図を分析した同室は「竹島の現状を知ってほしい」としている。

 地図は「独島-私の愛独島」。縦69センチ、横102センチ。戦後、韓国側が建設した灯台やヘリポート、接岸施設などの実態を、ひと目で理解できるよう同室が日本語に訳して展示した。

 同資料室によると、韓国が名付けた竹島周辺の岩の多くは、戦後、漁業に訪れた近くに浮かぶ韓国・鬱陵(うつりょう)島の島民が命名したという。

 竹島の一部、西島の北の韓国名クンガジェ岩、チャグンガジェ岩には、ニホンアシカが生息していたが、韓国は「戦前の日本の乱獲で全滅した」と主張。しかし、地図の地名にアシカを表す「カジェ」の表記があることから、同室は戦後もニホンアシカが生息していたことを示すと指摘する。

 同資料室は「昭和29年に韓国が竹島を不法占拠し、人が常駐するようになってから絶滅した可能性が高い」と分析している。

 また、西島の北では、韓国住民グループがツバキなどを植樹。過度の群落になり、韓国政府が平成8年に植樹を禁止する事態になった。竹島資料室は「韓国によって竹島の自然環境の破壊が進んだ」とみている。問い合わせは、県竹島資料室((電)0852・22・5669)。

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