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[政治]ニュース トピック:民主党
【民主漂流】民主執行部「菅降ろし」失敗 首相は余裕たっぷりに「まだ、やらねば」
2011.6.21 08:00
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菅直人首相の早期退陣に向けた攻防が最終段階に入った。しかし、「死に体」だったはずの首相に、民主党執行部は引導を渡すことができない。
20日夜、首相公邸に前夜と同じ政府・民主党幹部が顔をそろえた。
岡田克也幹事長、枝野幸男官房長官、安住淳国対委員長、仙谷由人官房副長官、玄葉光一郎政調会長、輿石東参院議員会長…。6人は首相に「花道」を説いた。具体的には、平成23年度第2次補正予算案や特例公債法案の成立と引き換えの退陣だ。説得は約2時間にもわたった。
しかし、首相は最後まで首を縦に振らなかった。
この日午前には、官邸に乗り込んだ岡田氏が首相に直談判していた。
「このままでは、党内も国民世論ももちませんよ。退いてもらえませんか」
疲労とプレッシャーから、その目はいつにも増して充血していた。
首相は余裕たっぷりに応じた。「まだ、やらなければいけないことがある」。そう言って早期退陣要求を拒否した。
岡田氏らは焦っていた。なぜなら、野党が首相退陣を会期延長の前提条件としているからだ。
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