福島で悪質商法=「3千円で放射線測定」―不安に付け込む、注意呼び掛け
時事通信 6月20日(月)6時8分配信
福島県内で、原発事故による放射線への住民の不安感に付け込んだ悪質商法が現れた。被害は確認されていないものの、各自治体は注意を呼び掛けている。
福島市によると、今月上旬、スーツ姿の2人組の男が市内の民家を訪問。「『コラッセふくしま』から来ました」と、県や市の出張所が入居するJR福島駅近くにある複合施設の名前を告げ、住民の60代の男性に「家の周りの放射能を3000円で測定する」と持ち掛けた。男性は不審に思い断ったが、同様の勧誘は同市のほか、隣接する伊達市でも報告されているという。
福島市消費生活センターは「自治体から来たと勘違いさせる手口」と指摘、「行政機関が有料で放射線を検査することはない」と強調している。
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最終更新:6月20日(月)6時9分
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