【佐賀】国の説明会に「不備」、反原発団体が抗議

06/21 20:02 更新

5人の県民代表がどのように選ばれるのかも決まっていません。玄海原発の運転再開問題で、国が26日に佐賀県で開く県民説明会に不備があるとして、市民団体が21日、県に抗議しました。福島第一原発の事故の後、国が原発の立地県で初めて住民向けに開く26日の説明会。国は玄海原発の緊急安全対策などについて、県民代表5人からの質疑に応じる予定です。反原発の市民団体は「時間や場所がいまだに不明で、理解を求めるものとはいえない」として、古川知事宛てに延期を求める抗議文を提出しました。「玄海原発プルサーマル裁判の会」の石丸初美代表は「住民すべてが不安をぬぐい去れるような説明会でないといけない」と話していました。なお、佐賀県の古川知事は「国が説明の機会を持つことは一歩前進」と評価しています。